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シンセサイザーで音作り オシレーター編 ①

シンセサイザーで音作り オシレーター編①

セブン & エイト ミュージックのサイトへようこそ。


前回の記事では「シンセサイザーの種類」について整理しました。
今回からは、「実際にどのようにシンセサイザーを使って音づくりをするのか?」について書いていきます。

音作りが得意なシンセサイザーといえば、そう、アナログ(モデリング)シンセサイザーですので、

アナログ(モデリング)シンセサイザーを使って実際にどのように音を作っていくのか説明していきます。


いろんなアナログシンセサイザーの種類がありますが、基本的な考え方は同じです。

 

シンセサイザーでの音作りの流れ

 

 

シンセサイザーでの音作りの流れ

 

これが基本的な流れとなります。とても大事なので、ここをしっかり押さえておきましょう。
今回の記事は、オシレーターの説明(波形)となります。

 

波形とピッチを決定するオシレーター

 

ねらった音をつくるために、最初に扱うセクションはオシレーターです。
ここでピッチと波形を決めます。
ピッチとは音の高さのことです。 まあ、「音程」のことだと思っていただければ大丈夫です。
音作りのためにはまず、オシレーターでピッチを決定しなくてはいけません。

ピアノを弾いたとき、オクターブ違い=異なるピッチ  で演奏すれば違う印象になりますよね!
異なるピッチだと違う印象になり、このままではいつまでたってもねらった音は作れないので
最初にオシレーターでピッチを決めなくてはいけません。

ただ、その前に大事なこと!
オシレーターにはもうひとつ、ちょー重要な役割があるんです。

それは「音作りの基本となる波形を決める!」ということです。

音は空気の振動で発生します。 すなわち空気の振動=波ですね。
この波(波形)の状態でピッチ(音程)が変わってしまうんです。
そのためピッチを決定するためには、先にオシレーターで波の種類である波形を決める必要があります。
この波形が音作りの土台となります。

代表的な波形を見てみましょう!

代表的な波形

 

のこぎり波(Saw Tooth


シンセサイザーを使う際、最も使用頻度が高い波形がこの「のこぎり波」です。
英語でSAW Tooth

倍音がとても多く、あかるく、きらびやか、派手といった印象。
リード シンセベース PAD アルペジオ など いろんな音づくりで使用されているのこぎり波
EDMのトランス系のハデハデ&ゴージャスなリード音色もこの「ノコギリ波」を使っています
ストリングス(弦楽器)やブラス(金管楽器)系音色も得意ですネ。

のこぎり波といわれるだけあって、波形ものこぎり状です。

シンセサイザーの、のこぎり波

こんな音です

ギラギラしてますね~   夏本番をむかえ、「日サロに通うチャラ男」のようにギラついてますネ!

矩形波(SQUARE Wave


くけいは(矩形波)とよみます。 矩形=長方形 ですね。

のこぎり波より倍音がすくなく、三角波(次に紹介する波形)よりは多いです。
偶数倍音が全くなく、奇数倍音のみとなります。

実は矩形波は、ファミコンでよく使われていたサウンドなのです。
昔よくファミコンをされていた方はお分かりだと思いますが、
ゲーム中のピコピコした音は矩形波を使っているんですね。
ピコピコ音からもわかるように 透明感があり、それでいて太いサウンドが特徴的。

チープな音だけど、憎めないんだな~

リード アルペジオ バッキングなどのサウンドにもよく使われています。

矩形波はこのような波形です。

シンセサイザーの矩形波

こんな音です

ンン 「ドンキーコング」がやりたい!

矩形波と似ている波形にパルス波(PULSE)というのもありまして。
両方とも四角形が連続している波形なんですが、パルス波は連続した四角形の上下の波形の長さに違いがあるんです。

このパルス波の、上下の幅のバランスの違いは「音色の違い」となってあらわれます。
上と下の波形の長さの差が大きくなればなるほど、細いサウンドとなります。
パルス波の上下の波形の長さの比率はPW(PULSE WIDTH)というツマミで変えられますよ。

パルス波の波形です

シンセサイザーのパルス波

サイン波(Sine Wave


全く倍音を持たなく、基音のみという珍しい波形です。

倍音がないので、イコライザー(音をいじって音質を変化させることができるやつ)を通してもサイン波の音色を変化させることはできません。
実は自然界にはこのように倍音のない音は存在しないんです。

非常に個性的なサイン波は、以外と活躍の場も多いんですよ。
PAD  「その特徴を生かしたリード音色」  「パーカッシブなクリック音」 「音色をさらに太くしたいときなどのメイン音色の補正」などにもつかわれます。

このような波形です

シンセサイザーのサイン波

サイン波のサウンドです

けがれを知らない少女のようなサウンドですね(ホント?)

 

三角波(Triangle Wave


三角波は矩形波と一緒で奇数倍音だけで構成されていますが、矩形波よりも倍音はすくないです。
高い倍音になるほど矩形波よりも倍音成分が、かなり少なくなります。

ぼんやりとした丸い感じの音色なので、それを生かした
パッド リード ベースでよく使われますね。
楽器で例えると「フルート」が、なかなか近い音ですかね

波形はこんな感じです

シンセサイザーの三角波

音はこんな感じです

中学3年生、思春期ってな感じですかね?(ホントに??)


アナログシンセサイザーの音作りについて、オシレーター、その中でも波形を中心に解説してきました。

上記説明した波形以外にも「ノイズ」という波形もあります。
⇒「ノイズ」についてはこちら

次回からは、オシレーターを使っての「ピッチ設定」の話もしていきたいと思います。

最後まで「セブン & エイト ミュージック」のサイトブログをお読みいただきありがとうございました。

 

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