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音階(スケール)とは何か?

『音階(スケール)って、だから何?』のアイキャッチ画像

音楽を学ぶにあたり、「音階」の理解はとても大事です。
ただ短に「音楽を聴くのが好き」、「カラオケが好き」というだけでしたら、音階の理解はさほど重要ではありません。
でも「曲を作る」とか「音楽理論」を勉強するとなった場合、「音階」を理解していないと先に進めません。音階(スケール)とは何か?について学んでいきましょう!

さーっ、『Let’s study the scale!』 でございます。

音階(スケール)とは?

音階は英語でスケール(scale)といいます。
低い音から高い音までを順番にならべて整理したものです。音の階段ですね。

例えば、
皆さんがよく知る「ドレミファソラシ」ってありますよね。「ドレミファソラシ」は世の中にたくさん存在する音階の中の一つです。具体的にはCメジャースケール(ハ長調)といいます。
ピアノの鍵盤をイメージしてもらうと分かりやすいです。ピアノの鍵盤は白鍵(はっけん=白い鍵盤)と黒鍵(こっけん=黒い鍵盤)の二種類がありますね。
「ドレミファソラシ(Cメジャースケール)」はピアノの鍵盤の白鍵のみを使用してできる、とってもシンプルで、音楽理論を勉強する初心者さんに分かりやすい音階なのです。

「ドレミファソラシ(Cメジャースケール)」は七つの音で成り立っているスケールですね。
Cメジャースケールのように、七つの音から成る音階を「ダイアトニック・スケール」といいます。おいしそうな炭酸飲料水みたい名前ですね。
いわゆる「メジャースケール」や「マイナースケール』といわれる代表的な音階は、ダイアトニック・スケールです。

音階(スケール)の種類

音楽はとても歴史が古いですよね。だから音楽の様式は時代、歴史的背景、民族、国によって違います。
その結果として世界中には実に様々な音階が存在するのです。

具体的に説明しましょう。
先ほど、『音階とは低い音から高い音までを順番にならべて整理したもの。音の階段』であると説明しましたが、この音の階段の上がり方(下り方)の違いが音階の違いとなるわけです。
要は音の階段を、「一段ずつ地道に上がっていくのか」、「一段抜かしであがっていくのか」、「一段ずつ上がっていって、途中で一段抜かしを挟むのか」ということです。音の階段を上がって(下がって)いく規則性の違いが、「スケールの種類の違い」となるわけです。

またまたピアノの鍵盤をイメージしてください。ピアノの白鍵と黒鍵を音の階段だと思ってください。
先ほどの「ドレミファソラシ(Cメジャースケール)」はピアノの鍵盤の白鍵のみを使用してできる、とってもシンプルな音階だと説明しました。
これはいいかえると、「ド」からスタートして黒鍵をとばして白鍵のみの音の階段を上がっていく音階ということになります。
そこに「メジャースケール独特の規則性」があるわけです(メジャースケールは黒鍵を一切使わないという意味ではないです)。この規則性については、いずれ他の記事でご紹介します。

曲を作るとなった場合。使われる音階の種類により(もちろん楽曲内で音階がミックスされて使用されることもありますが)音楽のテイストが違ってきます。

要は世界中の音楽にはいろんな種類の音楽スケールが存在する⇒ 各スケールの種類の違いは音の階段を上がる(下る)規則性の違いである⇒ 楽曲が使用するスケールにより、音楽のテイストが変わってくる。
ということです。

音階(スケール)のテイストの違い

音階は多くの種類があると書きましたが、実際に私たちがよく耳にする音楽で使用する音階は少ないんです。
音階の種類をいくつか見てみましょう。各音階ののテイストの違いを味わって下さい。

メジャースケール(長音階)

明るい印象が特徴的なのがメジャースケール(長音階)です。
世界中で一番よく使われている超代表的なスケールです。ポップスなどでは定番です。
分かりやすく親しみやすいスケールであるがゆえに、ポップスでも多く採用されているといってもいいでしょう。

Cメジャースケールのスコア。いわゆる「ドレミファソラシド」
「明るい印象が特徴的なメジャースケール」と書きましたが、元気、明るい、ノリノリ系の音楽だけでなく、バラードでも多様されていて、「せつなさ、哀しさ、寂しさ」なども表現できるスケールです。
ノリノリ系のダンスミュージックのサウンド例 ↓

バラード系にしたメジャースケールのサウンド例です ↓

マイナースケール(短音階)

マイナースケール(短音階)は暗く哀しい印象をもったスケールです。ただ、マイナースケールもメジャースケール同様、非常にいろんな顔をもっています。
例えば、ルパン三世の主題曲「ルパン三世のテーマ」はマイナースケールで作られていますが、むちゃくちゃかっこよくないですか!? 大人っぽく 洗練されていて、怪しげ、ジャズテイストもある。
そう、マイナースケールは複雑な表現ができるスケールなんです
ですから、マイナースケール=暗く哀しい印象 といってしまうのはすこし乱暴なんですね。

しかも、マイナースケールは自然的短音階(ナチュラルマイナースケール) 和声的短音階(ハーモニックマイナースケール) 旋律的短音階(メロディックマイナースケール) と3つのバリエーションが存在し、メジャースケール(長音階)より難解です。いずれマイナースケール特集もやりましょう!!

Cマイナースケールのスコア。自然的短音階(ナチュラルマイナー)

マイナースケールのサウンド例です ↓

ヨナ抜き長音階(和風音階)

メジャースケール(長音階)でいう4番目の音と7番目の音を抜いたもの。だから47抜き(ヨナ抜き)。
「ド」から始まる場合、「ファ」と「シ」の音を抜いたものです。
和テイストが出る、日本人になじみの深い音階です。童謡や演歌などではおなじみの音階なんです。
意外とJ-POPでも使われています。きゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」もそう。たしかに和テイストでかっこいいですネ。中国などでもこの音階がよくつかわれます。

ヨナ抜き長音階のスコア。「ド」から始める場合。5つの音を使った音階『ペンタトニック』です。
「ド」から始まる場合

ヨナ抜き音階で中国風にしたサウンド例です

琉球音階(ニロ抜き長音階)


琉球(沖縄)の音階です。メジャースケール(長音階)の2番目の音と、6番目の音を抜いた音階となります。だから26抜き(ニロ抜き)。

しかし、実際は2番目の音も少し使われているみたいですね。

沖縄の音楽といえば三線(さんしん)が欠かせませんね。BEGINの「三線の花」は素敵な曲ですね。

琉球音階(ニロ抜き長音階)のスコア。「ド」から始める場合。5つの音を使った音階『ペンタトニック』です
「ド」から始まる場合

まとめ


世界中の音楽にはいろんな種類の音楽スケールが存在する⇒ 各スケールの種類の違いは音の階段を上がる(下る)規則性の違いである⇒ 楽曲が使用するスケールにより、音楽のテイストが変わってくる。

でも私たちがよく耳にする音楽で使われている音階は意外と少ないんですね。

「音階(スケール)」のこと、少しは理解していただけましたか?

セブン&エイト ミュージック(7&8ミュージック)のブログを最後までお読みいただきありがとうございました。

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