アドセンス広告を一度自分のWebサイトへ設置すると、Google側が自動で最適な広告を探し当て配信してくれます。他のアフィリエイトサービスのように、以前設置した広告案件がいつの間にかなくなっていてビックリ!! 急いで広告コードを差し替えなければ…. なんてことがありません。それがアドセンス広告のいいところ。そんな便利なアドセンスですが、どんな広告の種類があるのでしょうか? 「Gooogleアドセンスの広告の種類を整理」してみました。
テキスト広告とディスプレイ広告
まずはテキスト広告。テキスト広告は文字のみで構成されている広告のことです。主に広告タイトル(この広告タイトルはwebページへのリンクが設定されている)、数行の広告テキスト文書(通常は1行か2行のテキスト)、リンク先サイトのアドレスで構成されています。画像の広告などに比べると表現力は劣りますが、逆にその控えめな広告感がクリック率を上げることもありますネ。
ディスプレイ広告は主に画像形式でページ内に埋め込まれる、web広告としての歴史の長い広告です。ディスプレイ広告はテキスト広告やあとで紹介するネイティブ広告よりは広告感が強く「サイトのデザインに馴染みづらい」とされています。ディスプレイ広告市場も以前ほど大きくありませんが、アドセンスサイト運営者にとってはまだまだ収益源として欠かせない存在です!
テキスト広告・ディスプレイ広告共に多くのフォーマットが用意されており、レスポンシブ広告、バナー(横長の帯状広告)、レクタングル(縦横の長さが比較的近い広告)、スカイスクレイパー(極端に縦長の広告)などがディスプレイ広告の代表的なものです。特にレスポンシブ広告はデバイス(PCとかスマホとかタブレットとか)やサイトによって異なる広告掲載面に最適なサイズの広告を配信してくれるタイプの広告です。広告作成や管理の手間が省けるのでその分コンテンツを充実させることに時間を割けますね。最適なサイズの広告が配信されるのでクリック率も上昇します!
インフィード広告
インフィード広告はネイティブ広告です。ネイティブ広告とは「広告らしさを感じさせず、自然にコンテンツの一部として溶け込ませるように配慮した広告」のことです。ですのでディスプレイ広告のような強い広告感は抑えてコンテンツと一体化するような広告となっています。あまり広告感を全面に押し出してくると不快感を感じるユーザーもいますからね…..
インフィード広告は記事一覧、ランキング、関連記事、ピックアップ、人気記事などの一覧の中に表示させるので「記事内に表示させる広告」ではありません。記事途中に表示される広告はネイティブ広告では「記事内広告」と呼ばれています。(記事内広告は次に紹介します)コンテンツとコンテンツの間などに表示される広告なので、サイトのデザインを崩すことなく調和を保ちます。「画像+テキスト」というレイアウトがインフィード広告では一般的です。モバイル端末(スマホなど)との相性も良く、カスタマイズ性が高いのも嬉しい。
インフィード広告は「自動で広告を設置するスタイル」と「手動で広告を設置するスタイル」があります。「自動で広告を設置するスタイル」はアドセンス初心者には非常に便利です。記事一覧に馴染んで表示される広告なので、クリック率も高まり収益アップも期待できます。
アドセンス関連記事はこちら→Googleアドセンス審査通過後にすべきこと!
記事内広告
記事内広告もインフィード広告同様、ネイティブ広告です。ネイティブ広告とは「広告らしさを感んじさせず、自然にコンテンツの一部といて溶け込ませるように配慮した広告」のことでした。
記事内広告はインフィード広告と似ていますが区別されています。先ほどのインフィード広告は記事一覧、新着記事、関連記事、ピックアップ、人気記事ランキグなどの一覧中に表示される広告でしたが、記事内広告はその名の通り記事内(記事の途中)に設置される広告です。ページの段落と段落の間に高品質な広告が設置されます。しかも広告感の強いディスプレイ広告と違って記事内との親和を保って設置されるんです。
「この箇所に広告を配置したいが、ディスプレイ広告だとサイトのレイアウトが崩れてしまう….」という場合でも、このネイティブ広告である記事内広告を使えば自然に広告を配置してくれます。嬉しいですネ!モバイル端末(スマホなど)との相性も良いです。
関連コンテンツ
関連コンテンツもネイティブ広告の一種です。この関連コンテンツですが具体的にはレコメンドウィジェット型に属する広告です。レコメンドウィジェット型広告とは、記事を読み終えた後の「おすすめ記事や関連記事」枠内にアドセンスのシステムが違和感なく自然にアドセンス広告を配置してくれるというサービスです。サイト回遊率の向上と広告の収益を提供してくれるサービスなのでサイト運営者にも嬉しいですネ!さらにはサイトを訪れたユーザーに対しても興味あるコンテンツ、関連する記事を見つける機会を与えるものとなります。
この関連コンテンツの広告は他のネイティブ広告(インフィード広告や記事内広告)とは異なって、広告設置箇所は限られてきます。主に記事下への設置となりますね。
現在、関連コンテンツは全てのサイトで利用できるわけではありません。詳しい基準は公開されていませんが、サイトのアクセス量とページ数の最低条件を満たしている必要があります。サイト訪問者の興味ある関連性の高い記事を紹介してくれるので、サイトの滞在時間やページビューの増加が期待できます。広告表示回数も増えるので、このサービスを利用できるようになると収益アップが期待できますね!
アンカー広告
アンカー広告はスマホサイト専用広告と言えます。世の中のモバイル化の流れに乗じて生まれた広告と言えるのではないでしょうか。このアンカー広告はオーバーレイ広告の一種です。オーバーレイは英語で「overlay」と書きます。「何かの表面を薄く覆うこと(もの)」、「(…の)上に置く」などの意味があります。これからも分かる通り、アンカー広告は(主にスマホ向けサイトなどで)常に画面のある一定の位置に重なるように表示される広告です。サイト訪問者のページスクロール操作に影響されないで常に広告が表示されます。
ただ、画面の端に固定された状態で広告が表示されるので、サイト訪問者のページ閲覧の邪魔になってしまうことは否めません。一応グーグル側でユーザーのストレスにならないように配慮されていて、簡単に非表示できます。ユーザーエクスペリエンスを重視するサイト運営者の方は非表示にした方がいいと思います。
オーバーレイ広告は(アンカー広告とモバイル全画面広告)は現在では自動広告で扱われています。
モバイル全画面広告
「モバイル全画面広告」もスマホサイト専用広告と言えます。この広告も世の中のモバイル化の流れに乗じて生まれた広告ですね。モバイル全画面広告もオーバーレイ広告の一種となります。一応グーグル側でユーザーのストレスにならないように配慮されており、ページーを訪れた時ではなく離れる時に広告が表示されるようになっています。この広告もアンカー広告同様、簡単に非表示にできます。ユーザーエクスペリエンスを重視するサイト運営者の方は非表示にした方がいいと思います。
モバイル全画面広告もアンカー広告同様、「自動広告」として扱われています。
まとめ
テキスト広告とディスプレイ広告は多くのフォーマットが用意されている。以前ほどの広告市場はないが、まだまだ活躍! ディスプレイ広告はちょっと広告感が強いかも…
インフィード広告は広告らしさを感じさせず、自然にコンテンツの一部として溶け込ませるように配慮したネイティブ広告。記事一覧、ランキング、関連記事、ピックアップ、人気記事などの一覧の中に広告を表示させる。
記事内広告もネイティブ広告。記事内広告はその名の通り記事内(記事の途中)に設置される広告であり、ページの段落と段落の間に高品質な広告が設置される。しかも広告感の強いディスプレイ広告と違って記事内との親和を保って設置される。
関連コンテンツもネイティブ広告。記事を読み終えた後の「おすすめ記事や関連記事」枠内にアドセンスのシステムが違和感なく自然にアドセンス広告を配置してくれる。
ネイティブ広告の今後の広告市場拡大に期待!!
アンカー広告とモバイル全画面広告はオーバーレイ広告であり、スマホ専用広告。一応グーグル側でユーザーのストレスにならないように配慮されていて、簡単に非表示できる。ユーザーエクスペリエンスに注意!
「7&8 MUSIC(SEVEN&EIGHT MUSIC)」の記事を最後までお読みいただきありがとうございました!皆さんの広告収益が1億円に達しますように(笑)……
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