こんにちは!【SEVEN&EIGHT MUSIC】の管理人『ななおえいと』です。
曲のテイストを決定づけるのに重要な役割をもつ「ドラムパターン」。ロック、ダンスミュージック、R&B、ジャズなどなど….。これらは基本となるドラムパターンをもっています。ボサノバ もまたしかり…
今回は、【DTM】ボサノバ のドラムパターンを学ぼう! このテーマで進めていきます。DTMで曲作りをされている方、DTMでボサノバ 風の曲を作って見たい方、DTMに興味がある方、ドラムの練習している方。参考にしてください。
目次
ボサノバ とは
オシャレでゆったりとした曲調が特徴的なボサノバ 。ジャズと似た雰囲気がありますが、ボサノバ が生まれたのはジャズ発祥の国アメリカではありません。ボサノバ はあのリオのカーニバルで有名なブラジルで生まれた音楽。オシャレでジャズっぽい雰囲気があるボサノバ ですが、実はサンバから派生した音楽なのです。
主にクラシックギターやガットギターと呼ばれる楽器を使い、弾き語りされることが多いです。しかし、最近はクラシックギターやガットギターだけでなく、ピアノ、ドラム、パーカッション類などを取り入れた様々なボサノバ の形も多く出てきています。
今回はボサノバ のドラムパターンを、紹介します。
ボサノバ ドラムパターン基本形
ボサノバ のドラムパターンを紹介していきます。最初は基本系です。ボサノバのドラムパターンでは、以下の2点がポイント。
・クローズド・リムショットを上手く使う
・ハイハットやキックなどの、音量をあげすぎない。
それでは見ていきましょう。Here We Go〜
ボサノバ ドラムパターン 1
もっともシンプルなドラムパターンですね。クローズ・ハイハットを8分音符で刻み、バスドラムとクローズド・リムショットを譜面のタイミングでならします。シンプルですが、このドラムが入っただけでもうボサノバ風になります。
ボサノバ ドラムパターン 2
先ほどの「ドラムパターン1」をベースにし、さらにバスドラムが追加で入っています。各小節の最後のクローズ・ハイハットがなるタイミングで、バスドラムがなっていますね。
ボサノバ ドラムパターン 3
クローズド・リムショットを打つタイミングが上記2つのパターンと異なっています。クローズド・リムショットをならすタイミングは別に決まりはありません。ボサノバっぽくなればOKです。クローズド・リムショットのタイミングをいろいろ試してみるのもいいでしょう。
ボサノバ ドラムパターンのバリエーション
今まではシンプルな、ボサノバ ・ドラムパターンの基本形。違うバリエーションもみていきましょう。
ボサノバ ドラムバリエーション 1
クローズ・ハイハットを8分音符で刻んでいますが途中でオープン・ハイハットが入っています。これだけで、だいぶオシャレ感が出てきます。オープン・ハイハットにする箇所や頻度も色々試してみるのもいいでしょう。
ボサノバ ドラムバリエーション 2
クローズ・ハイハットがライドに変わりました。ライドの音量に気をつけましょう。さらに2拍目、4拍目、のタイミングでペダルハイハットを踏んでいます。全体的にだいぶ華やかになりますね。曲中で盛り上がってきたところに、このパターンが合います。
ボサノバ ドラムバリエーション 3
先ほどの「ボサノバ ・ドラムバリエーション2」からペダルハイハットを抜きました。よりシンプルになりましたが、ライドが効いていて華やか。このパターンも、曲中で盛り上がってきたところに使いたいですね。
今まで紹介した全てのパターンに言えることですが、アレンジとしてシェイカーやタンバリンなどのパーカッション類を入れてもいいいでしょう!あくまで、ボサノバ の雰囲気を崩さないようにさり気なく入れましょう。
まとめ
ボサノバのドラムパターンはシンプルなものが多いですが、このリズム隊が入るだけでだいぶボサノバ感が出てきます。
・クローズド・リムショットを上手く使う
・ハイハットやキック、ライドなどの音量をあげすぎない。
この2点は気をつけてくださいね。
SEVEN&EIGHT MUSIC(7&8 MUSIC)のブログ、最後までお読みいただきありがとうございました。