Bluetoothが登場してからすでに20年以上が経過しています。今やかなり普及し、Bluetooth製品は私たちの生活になくてはならない存在となっていますね。しかし、意外とBluetoothについて理解している人が少ないのが現状。そこで今回は「Bluetoothとは何か? わかりやすく解説」、このテーマで記事を書いていきます。この機会にぜひBluetoothについてしっかり理解して下さい。
この記事を読むことでBluetoothに関しての必要最低限以上の知識を得ることができます。家電量販店やインターネットでBluetooth商品を購入する前に、ぜひこの記事を一読してください!!
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Bluetoothの概要
Bluetoothの概要について説明します。Bluetoothは多くのデジタル機器に内臓されている機能。デジタル機器同士、ケーブルなし(無線)でデータのやりとりができる世界標準技術です。世界標準の技術というのが大切で、Bluetoothに対応している機器同士なら各国のどのメーカーでも接続可能。
Bluetoothがまだ普及していない時代。例えば、お手持ちのiPhoneなどのスマートフォンにとりこんである音楽をイヤホンで聴く場合。イヤホンのケーブルをスマートフォンに接続して(iPhone7からイヤホンジャックすらなくなったが…)音楽を聴くのが一般的でした。ケーブルがあると管理がめんどくさくて邪魔ですよね。また自宅や会社にあるパソコンにマウスやキーボード、プリンターなどを接続する時も、USBケーブルなどを使って有線接続するのが一般的でした。パソコン周辺がケーブルだらけになりストレスを感じます。
しかし、Bluetoothが搭載されているデジタル機器同士ならそれらのケーブルを必要とせず、無線(ワイヤレス)でつなぐことができるのです。
スマートフォンの音楽をイヤホンで聴く時のケーブルの煩わしさ、管理の面倒くささがなくなります。満員電車でケーブルが引っかかったり、ケーブルで耳が引っ張られた感じがない。スマートフォンをかばんに入れたままでも大丈夫。ジョギングなどの運動中に最適なイヤホンモデルだってある。パソコン周辺だってケーブルがなくスッキリ。そう、ケーブルのストレスから解放された素晴らしいワイヤレスライフが手に入るのです。
Bluetoothの特徴
ワイヤレスライフが手に入る便利なBluetooth、どんな特徴があるのでしょうか?ちなみに、機器同士をBluetooth接続することを「ペアリング」といいます。Bluetoothを使うには最初に機器同士を「ペアリング」する必要があります。簡単にできますので説明書などを参考にしてください。
またBluetoothには「バージョン・クラス・プロファイル」という規定があります。お買い物の前に確認して下さい。
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では、Bluetoothの特徴を挙げていきます。
世界標準の技術→Bluetoothは世界統一の規格です。Bluetoothに対応している機器同士なら各国のどのメーカーでも接続可能。どの国にいても接続可能。
近距離→Bluetoothは元々近い範囲でのデータのやりとりを想定して始まった規格です。Bluetoothは電波が到達できる範囲が決まっていて、その範囲外になると通信ができなくなってしまうのです。電波が届く距離、すなわち最大電波到達距離は対応しているclass(クラス)という規定で決定されます。class(クラス)は3種類あります。
↪︎Bluetoothとは何?【バージョン・クラス・プロファイル】について
無線→Bluetooth有線ではなく無線(ワイヤレス)でデータのやり取りをする規格です。つまりケーブル(USBケーブルとか、LANケーブル)が不要。
障害物に強い→Bluetoothは障害物があっても通信可能です。そのためバッグやポケットにiPhoneを入れておいてもBluetooth対応イヤホンなどで音が聴けるのです。
指向性がない→Bluetoothには指向性がありません。よって、やりとりする機器同士の向きや、位置関係を気にする必要がありません。
無料で利用→Bluetooth対応機器を購入するにはもちろんお金がかかりますが、Bluetooth機能自体は無料。通信にお金はかかりません。このへんはWi-Fiより便利ですね。
小型軽量で省電力→イヤホンやヘッドセットに搭載されていることからもわかるように、Bluetoothはかなりの小型軽量化を実現しています。また、Bluetoothはバージョン4.0からBLE(Bluetooth Low Energy)追加により、かなり省電力になりました。
Bluetoothの複数接続→Bluetoothの複数接続も進化しています。
・1台のパソコンにBluetooth対応のキーボード、マウス、イヤホンなどを同時に接続して利用することはもちろん可能。これは各々が異なるプロファイル(機器同士、通信を成立させるためのルール)を使用しているから。
・1台のBluetooth対応の子機(イヤホンとか)に対して複数のBluetooth対応の親機(パソコン、タブレット、スマホなど)を登録できる「マルチペアリング」
・1台のBluetooth子機に対して複数のBluetooth親機を同時に接続できる「マルチポイント」。
・1台のBluetooth対応の親機に対してプロファイル(機器同士、通信を成立させるためのルール)が同じ2台のBluetoothオーディオ機器が同時に接続可能な「デュアルオーディオ機能(2020年7月現在、対応機器は少ない)」。
※マルチペアリング・マルチポイント・デュアルオーディオ機能 に対応していない機器もあります。
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まとめ
Bluetoothについてだいぶ理解が進んだのではないでしょか? 製品を購入する前に、Bluetoothについての理解を深め、使用目的に合致した製品を自信を持って購入して下さい! またBluetoothには「バージョン・クラス・プロファイル」という規定があります。お買い物の前に確認して下さい。みなさんのお買い物の手助けができれば幸いです。
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最後までSEVEN&EIGHT MUSIC(7&8 MUSIC)の記事をお読み頂きありがとうございました。次回も必ず会いましょう〜